二世帯住宅のキッチンはお互いが気持ちよく使える様に設計しよう
二世帯住宅のキッチンは、主に使う2人の関係性によりどのような形にするのかが決まります。
その家族の形態に合わせて、二世帯のキッチンのリフォームの計画をしましょう。
二世帯住宅に良く採用されているキッチンの形を、まとめてみました。
一般的に用いられる二世帯住宅のキッチンリフォームポイント
・1つのキッチンを共有して使う
親世帯が1人の場合は、1つのキッチンを共有して使う事をオススメです。
子世帯が主に使って、親世帯はご自分が使う際に使用するという形です。
1つのキッチンだけですので、維持費が少なく済みます。
・親世帯か子世帯にミニキッチンを取り付ける
片方の世帯のキッチンをメインに、もう片方の世帯のキッチンはサブ的な存在にするパターンです。
1つのキッチンでも良いのですが、自分たちの世帯にもあった方が便利と思う場合にオススメです。
ミニキッチンは10万程度で購入できますので、その他配管工事と取り付け手間しかかかりません。
・完全に二世帯にキッチンを配置する
二世帯住宅とはいえ、完全に生活を二分する場合は互いにキッチンが必要となります。
1階と2階にキッチンを配置する場合は、2階の排水の音が1階の世帯に響く場合があります。
二世帯住宅は排水部分のリフォームを考えて行おう
そのため、2階の排水は防音に気を付けて工事を行ってもらうようにしましょう。
夜静かになった時の排水の音は、使っていない側には苦痛に思う事です。
また、配管を長くすると故障の際に手間がかかるので、1階と2階のキッチンは似たような位置に配置する事をオススメします。
キッチンを2つも設置するなんて贅沢という方もいらっしゃいますが、キッチンが無い世帯がキッチンが必要と思ったら取り付ける事をオススメします。
水回りの不便さは気持ちの中にしこりとして残してしまう事ですので、我慢させたことが後々大変な事に飛躍する事があります。
キッチンの意見は互いに意見を尊重し、納得できるキッチンの形態にするようにしましょう。